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神戸の社寺について話します。

神戸は、ヤマト政権時代から人々が集まり、古くから今日の都市形成の礎を築いて来ました。海の利用も、伝統的なものとであると言えるでしょう。そういう長い歴史を有しているため、神社仏閣なども、色々なものがあります。

まず、代表格と言えるものが、生田神社になるでしょう。これは、神戸地域の中心的な神社であり、地域の人には、生田さんと呼ばれ、非常に親近感を持たれています。八つの神社を束ねるような役割があり、それぞれ一宮、二宮、三宮、四宮、五宮、六宮、七宮、八宮、と順番通りの名が付いています。中でも、三宮については、神戸の繁華街であり、中心地にもなっています。歴史と伝統が生きながらも、近代ビルも建設され、今昔同居している神戸を象徴していると言えるでしょう。また、太山寺も、代表的な神社仏閣です。この寺の庭は、国の名勝に選ばれ、現在でも多くの人が訪れています。もちろん、仏教とでなくても、観光客であっても、庭の美しさを堪能できます。さらに、能福寺というところがあります。ここは、兵庫七福神巡りの一つの寺であり、毘沙門天に相当します。平安時代に、時の権力を握っていた平氏の祈願寺となり、平清盛と深い関係があります。諸行無常、栄枯盛衰を感じられるお寺の一つかもしれません。これらのほか、能福寺と同様、七福神巡りの一つとなっている福海寺にも、室町幕府が公認した禅宗のお寺として有名です。七福神巡りでは、大黒天が祭られているお寺となっています。

ちなみに、先にお話した能福寺には、兵庫大仏というものが、鎮座されています。大仏と言うと、奈良と鎌倉を思い浮かべますが、神戸にもあります。台座などを合わせて18メートルの高さがあり、訪れた人々の目を驚かせます。歴史としては新しく、19世紀後半に建立されました。太平洋戦争中に、金属回収令で一旦解体されましたが、戦後に復元され、今日に至っています。日本の三大大仏と言えば、奈良、鎌倉、そして、兵庫になり、能福寺の大仏が数えられています。