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神戸の中心街近くには、旧居留地があります。

神戸の中心街近くには、旧居留地があります。現在では、観光名物のようにもなっていますが、元々幕末の開港により、外国人を受け入れ、イギリス人技師の設計により、西洋の街並みを再現したものです。歴史的には、幕末期の不平等条約により、治外法権を認めたことから、建設されました。明治時代になり、不平等条約解消を外交の方針にし、結局、解消することになりましたが、旧居留地の街並みは、残ったということでしょう。

もっとも、作られた経緯がどうあれ、歴史的な遺物であることは間違いなく、そういうものの形を留めておくことは、非常に重要なことにも思います。いずれにせよ、神戸には、外国人居留地こと旧居留地があり、多くの観光客などが訪れています。また、その延長として、中華街である南京町作られ、北の外国人居留地、南の南京町との言われもあります。ちょうど東京でいう山の手が外国人居留地であり、下町が南京町のようになるでしょう。建設当時のステータスを物語っているのかもしれません。しかし、現在の旧居留地周辺には、商業施設も立ち並び、神戸の繁華街的な様相も呈しています。さらに、1990年代初めに、国交省の都市景観100選に選ばれ、独特の街並みとして、国からもお墨付きを得ていると言えます。これはひとえに、神戸の日本史上における重要な役割を認めたものとも言え、かつては、ハイカラな街、との言われもありましたが、そうであるからこそ、最新の外国文化をいち早く取り入れられたという利点も忘れてはいけないのでしょう。それは、今でも続き、すでに伝統文化の粋に達しているのかもしれません。

ちなみに、神戸の旧居留地に相当するものが、横浜と大阪にもあります。横浜は関内が相当し、大阪は川口になっています。特に同じ関西圏である大阪においては、旧川口居留民として、現在でもその名残を留めています。その中でも、キリスト教の教会は、非常に知名度の高いものとなっています。